<エネルギー分野>

1. 日本の危機管理には安定したエネルギー供給が欠かせません。しかし、原油と石油製品の輸入に頼っていては、エネルギーの安全保障は保てません。
当社は設立以来、エネルギーの多様化を目指し、「シェールガス革命」で注目されるガス体燃料(天然ガス及びLPガス)を利用した車と発電機の普及に注力して参りました。
新技術の導入と新しいビジネスモデルを創造することでシェールガス革命の恩恵を一般消費者が実感できる世の中にしたいと考えています。
その具体的な活動として2014年度、2015年度に経済産業省の構造改善補助事業として採択された「LPガスとディーゼル燃料を混ぜて走るトラックの開発とPR事業」を通じて、LPガス燃料の需要創造と燃料高に苦しむ中小の運送事業者の経営改善に向けたプロジェクトを展開しました。
引き続き、ガス体燃料に注目して参りたいと存じます。
2. 自然災害国である日本の政府は、「国土強靭化(ナショナル・レジリエンス)基本計画」を制定し、様々な危機管理と産業力向上に動き始めています。当社は、災害に強いガス体エネルギーの利用拡大や再生可能エネルギー利用の高度化に向けてレドックスフロー蓄電池の日本への導入を通じて、強くてしなやかな国作りに貢献したいと考えています。
今後ともニッチな分野での革新的事業展開に挑戦して参ります。